2010年9月15日付け 日経MJ掲載
NECは、電子看板(デジタルサイネージ)向けの広告の申し込みをウエブ上で
行えるシステムを開発、2010年9月13日から販売を始めた。
広告主は電子看板の運営会社に、ウエブを使って配信日時や配信するディスプレーの
場所などを選択して申し込むしくみ。
NECは、広告主からの依頼を募るシステム事業者などに売り込んでいく考え。
3年以内に広告主ベースで600社以上の利用を見込んでいる。
第1弾として関西電力系の通信会社、ケイ・オプティコムがこのシステムを採用する。
ケイ・オプティコムは2011年度にも関西地域で電子看板事業に参入すると2010年9月13日に
発表、今月中に大阪市内で実証実験を開始する。
NECは無線回線や配信ソフト、ディスプレイを一括提供する。
広告主はNECのシステムを使って、ケイ・オプティコムのような事業者に広告の申し込みができる。
従来は広告主がパネルを設置して広告を流すというモデルが主流だった。
NECのシステムを使えば、パネルを持たない広告主でも好きなタイミングで利用できるようになる。
広告主にとっては特定の地域で特定の人にのみ告知したい場合など、広告を効率的に
配信することが可能になる。
NECはスーパーやコンビニエンスストア、金融機関、教育施設などで利用を見込んでいる。
デジタルサイネージを活用した広告配信を効果的に実現する
広告統合管理システム「AdComposer」の発売について
2010年9月15日付け 日経MJ掲載
大日本印刷(DNP)は「おサイフケータイ」機能のついた携帯電話をかざすと
画像や音楽など配信するリーダライタを開発、2010年9月15日に発売する。
利用者の携帯画面にクーポン券などが表示されるもので、手軽に使えるのが特徴。
DNPは小売店や飲食店、イベント運営会社などの需要を掘り起こし、
ソリューションなどを含めて2012年度までに10億円の売上高を目指す。
発売するのは「プチポルタプラス」。
非接触ICを載せたおサイフケータイ機能付き携帯をかざすと、クーポン券や画像、
音楽などが直接配信される。
携帯の機種によって異なる動画などのフォーマットにも自動で対応する。
従来のサービスでは利用者が携帯に送信されたURLにアクセスして情報を
ダウンロードする必要があり、手間がかかっていた。
導入企業は店頭などにプチポルタプラスを設置するだけで、クーポンや
店舗情報などを配信できるようになる。
配信コンテンツは導入企業がパソコンで専用の管理ソフトを使えば簡単に
登録できる。
参考価格は3000台程度の導入で1台あたり2万数千円。
DNPは飲食店やイベント会場での利用を見込んでいる。
チェーン店の場合、店舗ごとに配信情報を変えるという使い方ができる。
また、その場に行かないと情報を受け取る事ができないというプレミアム機能を
付けた使い方も可能。
プチポルタプラスを使って、消費者が情報を入手した時間帯なども把握できるようになる。
企業はそれをマーケティングや販促活動に効果的に生かすこともできる。
DNPは店頭販促用のポスターなどの企画・制作と組み合わせ、顧客企業の販促活動全体を
支援する取り組みとして売り込んでいく考え。
大日本印刷 おサイフケータイに画像や音楽などをリーダーライターから直接配信
交流サイト(SNS)大手のミクシィは韓国と中国の大手SNSと提携したと発表した。
SNSにサービスを提供する日本のゲーム会社などが、中国や韓国のSNSを通じて
海外進出しやすくなる。
ミクシィは今後、欧米を中心に世界の大手SNSとどうようの提携を進める。
中国で1億5000万人の会員を抱える最大手SNS「人人網」を運営する
オーク・パシフィック・インタラクティブ(北京市)と、韓国で2500万人の会員を持つSNS
「サイワールド」を運営するSKコミュニケーションズ(ソウル市)と提携した。
まずは、3社でプラットフォームを共通化する。
SNSにゲームなどを提供する企業が海外のSNSでも容易にサービス展開できる
ようになる。
これまで海外進出するには企業が個別にSNS運営企業と交渉し、技術的な対応を
する必要があった。
また、ゲーム以外にサービス面でも海外進出を加速する。
ミクシィは同日、外部のサイトやサービスと連携を発表。
外部と連携するためのソフト「ミクシィ プラグイン」では、サイト上に友人と
情報を共有する「mixiチェック」のボタンや、つぶやき、カレンダーなどボタンを
表示できるようにした。
2010年9月12日付け 日経MJ掲載
ソーシャルネットワークサービス「ミクシィ」
ヤフーと、ネットを使ったブランド品買取サービスのデファクトスタンダードは
ポイント事業で連携し、新サービスを始める。
デファクトスタンダードが運営するサイト「ブランディア」で、ヤフー会員が
ブランド品を買い取ってもらうと金額に応じてヤフーのポイントがもらえる。
ヤフーはこの取り組みで顧客からの獲得商品数を増やし、競売サイト
「ヤフーオークション」の活性化を狙う。
新サービスは、2010年9月13日から始める。
ブランディアが買い取りをしているバッグやアクセサリーなど2000ブランドの
商品が対象。
ヤフーの会員IDを持つ消費者が、ブランディアで宅配買い取りを利用すると
ヤフーポイントが貯まる。
通常の会員は買い取り金額の1%、プレミアム会員は同2%のポイントが
もらえる。
買い取った商品はヤフーの競売サイトで販売する。
ヤフーは商品の出品に手間が掛かるなどの理由で、これまでオークションに
参加しなかった消費者を取り込む。
また顧客からの商品獲得に力を入れ、競売サイトを活性化させる狙いがある。
ブランディアは、消費者がネットでブランド品の買い取りを申し込むと段ボール箱を送付。
ブランド品を詰めて送り返すと査定した上で買い取るサービス。
デファクトスタンダードはヤフーとの連携で自社サービスの認知度向上を図る。
同時に買い取りの拡充で商品の仕入れ強化を狙う。
ヤフーは服飾や雑貨ブランドを扱うデファクトスタンダードと組み、ファッション分野を強化する。
今後はファッション以外でもオークションに出品する商品を拡充していく考え。
2010年9月12日付け 日経MJ掲載
デファクトスタンダード
ブランド品買い取りネットサービス「ブランディア」
ホームセンターのカインズはペットの犬にキセル衣料の品ぞろえを拡大する。
今年度中にプライベートブランド(PB=自主企画)を従来の約2倍の75種類にする。
色や柄を増やすほか耳飾りなど小物を新たに扱う。
PBのペット衣料を本格展開するホームセンターは珍しい。
最近は自分の子供のように犬をかわいがる飼い主が多く、ペット衣料に
対するニーズが伸びている。
カインズでは品ぞろえを充実させれば集客の核になるとみており、
2010年9月~11年2月のペット衣料の売上高を前年同時期に比べて
6割増やすことを目指す。
PBのペット衣料の価格は980円に統一する。
顧客が商品を選びやすくするとともに、従業員が顧客から価格を聞かれる手間を
省いて仕事を効率化する。
デザインはストライプやスノー、アーガイル柄などデザインを増やすほか、色の種類も
1つにデザインにつき3~5種類ほど用意する。
また、マフラーやレッグウォーマー、耳飾りなどの小物も取り入れる。
ペット衣料は全170店のうち4割ほどでしか扱っていないが、順次全店に広げる。
同社は2004年ごろにPBのペットウエアの販売を始めた。
カインズホーム
2010年9月10日付け 日経MJ掲載
アマゾンジャパンは、書籍の著者別に過去の著作や略歴、最新刊情報などを
まとめて閲覧できるサービスを始めた。
小説家の村上龍氏やマンガ家の西原理恵子氏らの情報を掲載。
掲載する情報は出版社や著者自信が随時編集できる。
アマゾンは著者や出版社が発信する情報を充実させてサイトの魅力を高め、
利用拡大につなげる考えだ。
自社サイトの書籍販売コーナーに「著者ページストア」を開設した。
著者の写真や略歴のほか、過去の著作や動画コメントなどを見ることができる。
最新刊の情報や販促キャンペーンなどの情報もチェックできる。
さらに書籍の紹介ぺーじなどのある著者名をクリックすると、著者のページに
移動できるようにした。
利用者は各著者の作品を一覧表示でき、お気に入りに作品を簡単に見つけられるように
するなど使いやすくした。
著者ページストア アマゾン
アマゾン「著者ページ」、漫画家・ラノベ作家もOKです サーチナ
2010年9月10日付け 日経MJ掲載
楽天は運営する仮想商店街「楽天市場」で「宮崎秋の大感謝祭」と題した
特設ページを開設した。
宮崎県が家畜伝染病の口蹄疫の終息を宣言したことを受けた取り組み。
宮崎牛や地鶏炭火焼きといった宮崎の特産品をサイトで紹介し、
地元企業のネットでの販売促進を支える。
開設したページには宮崎牛のほか、肉巻きおにぎりやチキン南蛮など約30商品を
掲載、特集している。
また東国原知事による動画メッセージのコーナーも設けた。
口蹄疫終息宣言を機に、宮崎県の企業のネット通販を後押しして支援に
つなげる考え。
楽天市場では、今後も全国の自治体と連携を進め、地方の活性化に協力していく考えだ。
宮崎秋の大感謝祭 楽天まち楽
県産品サイト開設 「楽天」が支援キャンペーン 宮崎日日新聞
2010年9月10日付け 日経MJ掲載
オールアバウトは、交流サイト(SNS)最大手の米フェースブックを使って
オールアバウトの記事を友人と簡単に共有できるようにした。
オールアバウトの専門家が執筆した9万本の記事について、フェースブック
利用者が評価できる機能を付け加えたほか、友人との共有も可能となる。
オールアバウトはSNSなどソーシャルメディアと連携して、利用者の拡大につなげる。
同社のサイトで提供する専門家の記事に、フェースブックの評価機能「いいね!」ボタンを
つけた。
利用者が関心を持った記事のボタンをクリックすると、フェースブック上の友人に記事の
内容を表示して教えられる。
また「いいね!」ボタンの隣には、クリックされた数も表示。
記事に利用者の評価が加わることで、情報の信頼性向上につなげる。
オールアバウトは、今後同社が運営するほかのサイトでも同様の取り組みを
検討していく。
生活総合情報サイトAll About(オールアバウト)
オールアバウトがFacebook(R)の「いいね!」ボタン機能を導入~1クリックでコンテンツを評価し、友人と共有可能に~
2010年9月10日付け 日経MJ掲載
携帯電話向けサイトの構築・運営を手がけるビートレンドは、新聞などに折り込まれる
「チラシ」と携帯サイトを組み合わせた集客サービスを始める。
チラシと連動して消費者にメールを送信するなど、販売促進用の携帯サイトの構築を
チラシを発行する企業向けに売り込んでいく。
各家庭に届くチラシの特性を生かしつつ、携帯サイトで会員登録してもらい顧客の
囲い込みにつなげる。
2010年9月にも、新聞の折り込み広告を扱う会社と代理店契約を結び、
本格的に展開する。
同社の携帯サイト構築サービス「betrend(ビートレンド)」を利用。
チラシを見た人がチラシを発行した企業の携帯サイトにアクセスして、会員登録する仕組み。
一度登録してもらえば男女や年齢など属性に応じて、効果的な販促活動に役立てられる。
ビートレンドは2010年8月末に機能を刷新、会員データベース機能を拡充した。
会員の属性ごとに違ったページを作成、表示することができるようになった。
チラシを発行する企業にとっては、消費者の属性にあわせて数種類の携帯サイトを構築できる。
例えば、スーパーのチラシで会員登録を呼びかけ、登録した会員には「次のチラシに野菜の
特売情報が掲載されます」などと会員向けサイトやメールでチラシ全体の閲覧率が高まる
だけでなく、特売に興味がある会員の情報も把握でき、次の販促に生かすことができる。
新聞広告や雑誌などでも、携帯電話は高機能携帯電話と連動した販促が広がっている。
紙媒体は多くの人の目に触れるという利点がある一方で、広告を見た人の性別や
年齢、嗜好を把握することが難しく、マーケティングに生かしにくい側面があった。
携帯と組み合わせることで、各消費者に適した広告がやりやすくなってきた。
「ビートレンド」はソフトの期間貸し(ASP)方式で提供、月額1万5000円で携帯電話向け
サイトが構築できるサービス。
現在3000以上のサイトで利用されている。
携帯サイト構築 「ビートレンド」
2010年9月10日付け 日経MJ掲載
ソフト開発の環は小売店向けに、中国人観光客への販売を支援する
サービスを開発した。
米アップルipad(アイパッド)を使って日本語と中国語で併記された
商品カタログを見せて案内できるもの。
メーカーや家電量販店などの利用を見込み、1年間で50社、売上高1億円を目指す。
サービス名は「よこうそpad」
中国語での商品カタログ表示のほか、接客情報の分析機能も持たせて
マーケティング関連情報の収集や分析もできるようにした。
海外マーケティング支援のWIPジャパンが翻訳を手掛ける。
価格は初期費用100万円に加えて、掲載商品や問答数、分析項目に応じて
月額料金が加算される仕組み。
販売員はipadで、日本語と中国語で併記されたカタログを見せながら商品を説明する。
画面上で価格・機能ごとに商品を検索できるようにしたほか、「電池は交換できるか」
「関税はあるか」「違う色はあるか」など、問い合わせが多いと予想される質問と
回答例も商品ごとに搭載。
顧客への接客が丁寧にできるよう工夫した。
販売員が接客後に性別や年齢を登録すると、興味を持った商品や説明経路、
購入商品の履歴などが自動で記録される。
環はこれを使って購入傾向などを割り出して最適な接客パターンを分析し、
3ヶ月ごとにリポートを作成して小売店側に提供する。
中国人向け接客ツール「ようこそpad」
ソフト開発 株式会社環
2010年9月3日付け 日経MJ掲載